3-④ 「保険料・配当金の仕組み」
■保険料算定の3要素
■配当金
○配当金とは?
- 生命保険の保険料は「予定死亡率」「予定利率」「予定事業比率」の3つの予定率によって決まります

○配当金とは?
- 配当金=保険料は上記3つの予定率をもとに算出していますが、予定と実際との差によって剰余金が生じた場合に、剰余金の還元として契約者に分配されるお金です。
- 配当金は予定率にもとづいて計算された保険料の事後精算としての性格を持っています。
- 生命保険は大きく分けると、配当金の分配がある仕組みの「有配当の保険」と、配当金の分配のない仕組みの「無配当の保険」に分類されます。
- 有配当保険
- 3利源配当タイプ =保険料算出のために用いる3つの予定率と実際の率との差によって生じる損益を集計し、剰余が生じた場合、配当金として分配する仕組みの保険です。
- 利差配当タイプ=予定利率と実際の運用成果との差によって生じる毎年の損益を一定年数ごとに通算して剰余が生じた場合、配当金として分配する仕組みの保険です。
- 無配当の保険
- 配当の分配のない仕組みの保険です。
- 有配当の保険より予定利率などの基礎率を実際の経験値に近いものを用いることによって、保険料を安くしています。